合宿免許プランで定められる最短卒業日数とは

自動車の運転免許を取得するために公安委員会指定の自動車教習所で教習を受ける場合、道路交通法により、卒業するための必要な教習時限数と1日に受講できる技能教習の最大時限数が決められています。法律で定められるルールに従って教習の時間割が決められるので、普通自動車(ATコース)であれば教習所を卒業するために最低必要な卒業日数は13日間となります。
理論上は通学教習でも2週間で教習所を卒業できますが、実際には技能予約が取れなかったり再検定などのため、本当に2週間程度で普通自動車(ATコース)を卒業することはまず不可能です。合宿免許を利用すれば毎回の技能教習の予約をする必要がないので、最短日数または1~2日程度を加えた日数で教習所を卒業することが可能です。

道路交通法で規定されている指定教習所のカリキュラムとは

大半の人が取得する普通自動車コースは所内コースで練習・仮免検定を行う第1段階と、仮免許を取得してから一般道で練習・卒業検定を行う第2段階に分けられています。最もポピュラーな普通自動車(ATコース、所持免許なし)で定められている最低教習時限数は、第1段階で技能12時限・学科10時限、第2段階で技能19時限・学科16時限です。技能教習・検定は第1段階で1日最大2時限まで、第2段階は1日最大3時限までと決められています。このルールに従うと、第1段階で6日間、第2段階と仮免・卒業検定で合計7日間の合計13日間が最低必要日数となります。13日間普通自動車(AT車)コースを卒業する場合は、最後の路上教習を終えたその日のうちに卒業検定が実施されます。
普通自動車(AT車)コースの合宿プランのほとんどは卒業検定を翌日にずらして、卒業日数として13日間に1日を加えた合計14日間となるようにカリキュラムが組まれています。ただし一部の教習所では最終日に卒業検定を行うことで13日間、または仮免検定も1日ずらして15日としているケースもあります。

本当に最短日数で教習所を卒業できる人の割合とは

通学教習であれば検定合格率が約5割程度と低いため、約2週間で普通自動車コースを卒業する人はほとんどいません。これに対して合宿免許では教習生のうち8割~9割の人が、教習所が定める最短日数(約2週間)で卒業しています。
合宿免許では毎日2時限または3時限の技能教習を受けて短い間で運転技術を習得することができるので、通学教習よりも仮免検定と卒業検定の合格率が高いという特徴があります。このため、大半の人が再検定を受けずに教習を終えることができます。それでも一部の人は検定不合格で補習・再検定となりますが、大半の人は2~3日程度延びる程度で教習所を卒業することができます。
合宿に参加する最大のメリットは、ほとんどの人が1回で検定に合格することができ、2週間程度の短い期間で教習所を卒業して免許が取得できることです。